みのつブログ

2019-09-09

耐震等級3へのこだわり

9月1日は防災の日です。

地震大国の日本に住んでいる限り、

私たちはいつ大きな地震に見舞われても

おかしくありません。

今の段階で、大きな地震による被害には合っていない

香川県ではありますが、

南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率は

70~80%と予測されています。

「30年以内」ですと、今から家を建てようと考えられている方なら、

ほぼ「今から建てる家で大きな地震に合う可能性が高い」ということを

想定に入れておかなくてはなりません。

地震が発生する確率が「70~80%」という数字も

降水確率が「70~80%」なら、だいたいの人は傘を持って

出かけるのではないでしょうか?

つまり「備え」が必要な確率なのです。

では地震に強い家を建てるにはどうしたらよいか。

それはやはり「耐震等級」を一つの判断基準に

にしていただければと思います。

「耐震等級」には3段階あり、

★耐震等級1:建築基準法に定められている最低限の耐震性能。

阪神淡路大震災レベルの地震で倒壊はしないが、

大規模な修繕や建替えは必要となる可能性がある。

★耐震等級2:等級1の1.25倍の耐震性。

学校や避難所などの公共建築物に多い。

阪神淡路大震災レベルの地震では、

ある程度の補修は必要となるが、住むことは可能。

★耐震等級3:等級1の1.5倍の耐震性。

阪神淡路大震災レベルの地震では、

軽い補修は必要となる可能性があるものの、

住み続けることは可能。

消防署や警察署など、防災の拠点となる施設に多い。

 

以上がそれぞれの目安となります。

つまり、どの等級の家も、

建物の強度により命を失うかどうかではなく

「地震の後にも継続して住み続けることができるかどうか」

という点を重視して考えてみて下さい。

そう考えると、耐震等級1の家では倒壊するレベルではないものの、

住み続けられるかどうか、という点においては確約されていません。

場合によっては建て替えが必要となり、二重ローンがかかってくる

可能性もあるという事です。

平成28年に発生した熊本地震後の建築物被害調査によると、

前震・本震ともに震度7が観測されたにもかかわらず

耐震等級3の家のほとんどが無被害、つまり地震後も

それまでと変わらない状態で生活ができる状態であったとのことです。

(軽微な損傷・小壊があった家が数軒あり)

地震から身を守るために、そして地震後の生活の再建のために

何よりも必要となる「家」。

防災の日(はちょっと過ぎてしまいましたが...)をきっかけに

考えてみて下さいね。

9月は家の構造の大切さを皆様に知っていただくために

毎週日曜日に構造見学会を開催しております!

詳しくはイベント情報をご覧ください。

2019090901.jpg